日本エスペラント大会は、毎年開催されている国際共通語エスペラント使用者の大会です。以下は公開の日本語番組で、エスペラントをご存じない方も無料で参加できます(川崎の大会会場限定。オンライン配信はありません。)。ご希望の方は、こちら(ページ下)のお申込みフォームから、事前にお申し込みください。(お申込み締め切り:10月20日(金))
※無料参加の方の定員は50名(エスペラント入門講座は20名)です。
大会日時:2023年10月21日(土)・22日(日)
大会会場:川崎市総合自治会館(武蔵小杉)
(ご注意)大会会場内での 録画や録音は一切ご遠慮ください。撮影写真も私的利用までとし、ネットなどでの公開はご遠慮ください。
ウクライナの「今」を知る(講演)
10月21日(土) 15:30~17:45
(1)フィンランド、スウェーデンでジャーナリストとして活躍するKalle Kniivilä(カッレ・クニーヴィラ) さんが、緊迫するウクライナ情勢に関し、Zoomでオンライン講演します(日本語通訳付き)。Kalleさんは、エスペラント運動のウェブマガジン”La Libera Folio”の編集者としても著名なエスペランティストで、”Malamiko de Putin(プーチンの敵)”(2021年)ほかエスペラントの著作がいくつかあります。この6月にはウクライナ関連の新著 ”Lando kiu vekiĝis(目覚めた国)”が出版されました。講演後にはご本人との意見交換も予定しています。
(2)「モスクワ市民が見るウクライナ侵攻」といった視点で、エスペラントによる「モスクワ便り」をFacebookで公開している木村護郎クリストフさん(上智大学教授・言語社会学)に、その要点を紹介するミニ講演をしていただきます。
多文化共生、多言語・複言語教育について考える(講演・対談)
10月22日(日) 13:00~15:15
ジャーナリストで、漫画『ダーリンは外国人』でおなじみのトニー・ラズロさんと、日本外国語教育推進機構(JACTFL)理事の境一三さん(獨協大学特任教授、慶應義塾大学名誉教授)による講演と対談。ヨーロッパでの言語体験や日本の実情を踏まえたお話をしていただき、エスペラントの役割を考えます。
こまつあやこさん トークショー
「ふつうって何? 〜児童文学の書き手として〜」
10月22日(日) 15:30~16:30
児童文学作家で、講談社児童文学新人賞(2017年度)を受賞された こまつあやこ さんが登場します。こまつさんはエスペラントを学習されていて、2021年発刊の『ポーチとノート』(講談社刊)で、女子高校生の身体や性への戸惑い、悩みをモチーフに、エスペラント語を学ぶ高校生を登場させました。今回のトークショーでは、中高生に伝えたいことや、日常の中の「多文化共生」、エスペラントについて語っていただきます。(最新刊『雨にシュクラン』には、アラビア書道やイスラム文化を背景に持つ高校生が登場します。
エスペラント入門講座
10月22日(日) 11:00~12:30 ※定員20名(間もなく定員に達します)
あなたもエスペラントを学んで世界を広げてみませんか?
エスペラントは、発音がやさしく文法が規則的で、日本人にとっても取り組みやすい言語です。棗荘学院(大学)のエスペラント博物館(中国・山東省)協力研究員で日本語・エスペラントを教えている佐藤隆介さんがエスペラントの初歩を楽しく手ほどきします。