日時等は調整中です。確定し次第発表します。
ウクライナの「今」を知る(連続講演)
(1)フィンランド、スウェーデンでジャーナリストとして活躍するKalle Kniivilä(カッレ・クニーヴィラ) さんが、ウクライナ情勢に関してオンラインで講演します。Kalleさんは、エスペラント運動のウェブマガジン”La Libera Folio”の編集者としても著名なエスペランティストで、”Malamiko de Putin(プーチンの敵、2021年)” ほかエスペラントの著作がいくつかあります。この5月には、ウクライナ関連の新著 ”Lando kiu vekiĝis”(スウェーデン語で先行出版)が出版される予定です。大会では、事前収録した講演動画(日本語字幕付き)を配信し、その後Zoomでご本人と意見交換(日本語通訳付き)するスタイルを予定しています。
(2)「モスクワ市民が見るウクライナ侵攻」といった視点で、エスペラントによる「モスクワ便り」をFacebookで公開している木村護郎クリストフさん(上智大学教授)に、その要点を紹介するミニ講演をしていただきます。
学習番組
(1)公開エスペラント入門講座 ポーランド出身のAleksandra Watanuki(アレクサンドラ・ワタヌキさん)が担当します。
(2)会話を楽しむ番組(初級・中級者向け) スイスから来日予定のミレーユ・グロジャンさんや、日本在住の外国人エスペランティストの方々にご協力いただく予定です。
多文化共生、多言語・複言語教育について考える(講演・対談)
ジャーナリストで、漫画『ダーリンは外国人』でおなじみのトニー・ラズロさんと、日本外国語教育推進機構(JACTFL)理事の境一三さん(獨協大学特任教授、慶應義塾大学名誉教授)による講演と対談。ヨーロッパでの言語体験や日本の実情を踏まえたお話をしていただき、エスペラントの役割を考えます。
こまつあやこさん トークショー
児童文学作家で、講談社児童文学新人賞(2017年度)を受賞された こまつあやこ さんが登場します。こまつさんはエスペラントを学習されていて、2021年発刊の『ポーチとノート』(講談社刊)で、女子高校生の身体や性への戸惑い、悩みをモチーフに、エスペラント語を学ぶ高校生を登場させました。今回のトークショーでは、中高生に伝えたいことや、日常の中の「多文化共生」、エスペラントについて語っていただきます。(最新刊『雨にシュクラン』には、アラビア書道やイスラム文化を背景に持つ高校生が登場します。