
- 日時:2023年10月21日(土)、22日(日)
- 拠点会場:川崎市総合自治会館(神奈川県川崎市) Googleマップで見る
- 主催:一般財団法人日本エスペラント協会
- 協力:川崎エスペラント会
大会テーマ
Kion ‹Esperanto› nun revas por la mondo?
〈エスペラント〉がいま夢見る世界は何か
コロナ禍のもとエスペラント界でも進行したデジタル化を有効に利用して、第110回日本エスペラント大会は史上かつてない試みに挑戦します。拠点会場を神奈川県川崎市に置きつつ、日本全国の複数地域のみなさんに小規模な集会を並行して開いていただき、それぞれの会場をオンラインで相互につなぎます。そして、各会場でプログラムを共同して視聴したり、各会場からプログラムの一部を発信したりしてみようというのです。実現のためにはまだ多くの調整や準備の作業が必要ですが、日本エスペラント大会は、川崎から新しい歴史の一歩を踏み出そうとしています。
あわせて、1990年代半ばから30年近くにわたって通例となってきた3日間の会期を2日間に短縮します。しかし、オンラインでプレ企画を実施して、会期の短縮を十分以上に補います。コンパクトながら、密度も質もこれまでになく高い内容の大会を目指します。
そのためにも内容の濃い大会テーマを選定しました。「〈エスペラント〉がいま夢見る世界は何か」です。
最近、エスペラントを話すAI(人工知能)が登場し、話題となっています。自動翻訳や音声通訳の技術も日進月歩の勢いです。ことばの壁は、技術進歩がいずれ取り去ってくれるのでしょうか? そんな未来を予感させるいま、エスペラントの存在意義とは? わたしたちエスペランティストは、このことばにどんな希望を託せるのでしょうか? これが、大会テーマの背景にある切実な問題意識です。
実は、ある意味、大会はもう始まっています。プレ企画第1弾として、大会テーマをめぐる連続学習討論会がすでにスタートしているからです。
新しい歴史の一歩を踏み出す日本エスペラント大会に、あなたも参加、いえ、参画しませんか?
第110回日本エスペラント大会実行委員会
参加申し込み
こちらのページから参加申し込みができます。
おもなプログラム
詳しくはこちらのページをご覧ください。
<一般公開講演>
●ウクライナ情勢について
ジャーナリスト Kalle Kniivilä(カッレ・クニーヴィラ)さん(オンライン)
上智大学教授 木村護郎クリストフさん
●多文化共生、多言語・複言語教育について(講演+対談)
ジャーナリスト トニー・ラズロさん
日本外国語教育推進機構(JACTFL)理事 境一三さん
●中高生に伝えたいこと
児童文学作家・こまつあやこさん
<学習番組>
●公開エスペラント入門講座
ポーランド出身のAleksandra Watanuki(アレクサンドラ綿貫)さん担当
●初級・中級者者向け会話番組
スイスのMireille Grosjean(ミレーユ・グロジャン)さんほか外国人エスペランティストの参加を予定
ほか、鋭意企画中です。決まり次第発表していきます。

プレ企画・連続学習討論会
- すべてオンライン会議システム(Zoom、Jitsiなど)を使って行います。参加無料。
- 学習討論会で使用する言語は、ことわりのないかぎり日本語です。
第3回:5月27日(土)19:00~21:00
「仮想(バーチャル)の時代に仮想(バーチャル)の言語を!エスペラントの新戦略?」
長年エスペラント界で活躍されている臼井裕之さんの報告をもとに、参加者どうしで意見交換を行います。ぜひご参加ください。(今回はZoomを使用します。)
第3回 申し込みフォーム
